●4コース全てが500mのロングラン&池が脅威の名門コース
「東北パークゴルフ遠征2023春」の2日目に訪れたコース。
オープン当初からシュンパゴ / しゅんY12が「絶対に行きたい!」と思っていた
コースで、公式サイトでも上級者向けと謳っているとおりの難関コースであり、
田束山(たつがねさん)コース、
岩井崎(いわいさき)コース、
徳仙丈(とくせんじょう)コース、
巨釜半造(おがまはんぞう)コースの、合計36ホールがある。
何が恐ろしいって、全てがパークゴルフの通常のロングコースの限界値である
「9ホール合計距離500m」で、岩井崎コースや徳仙丈コースに絡む
修景池が行く手を阻むのである。特に上の写真の徳仙丈コース1番は
100mのPar5で、コースの左右に池が待っている。思わずスタッフさん達に
「これはもう関所ですね」とシュンパゴは言ったのであった。
予想通り、難易度8~9ぐらいあるんではないかと思ったが、
これは上の画像でも示したが「8(どちらかと言えば9寄り)」とした。
では、コース紹介…
田束山-1 64m/par4
右に流れる傾斜のあるスタートホール。
田束山-3 38m/par3
少し有る右の傾斜に注意。グリーンも奥に転がりやすい。
田束山-4 100m/par5
70m付近で右に曲がるパー5。コーナー付近には内側にバンカーがある。
このコーナー付近のバンカーは縦に長い。
また、1打目をオーバーし過ぎると、OBが待っている。
収録日は、シュンパゴも飛ばしすぎてしまい、OBの憂き目に遭った。
田束山-6 70m/par4
左の舗装がOB、左に曲がっているホールとなっている。
ロブショット・ライナーショットなどで最短ルートを狙おうとすると
木が邪魔になる手ごわいホールだ。
岩井崎-1 70m/par4
右に直角に曲がるホールであり、さらにイン側に池が堂々と待ち受ける。
池越えのロブショットかつ立ちはだかる木をかわせば、ワンオンイーグルも
あるが、失敗したときのダメージは強烈、右コーナー奥のバンカーのほうがましだ。
岩井崎-3 72m/par4
OBとバンカーに挟まれた右に曲がるホール。
バンカーの淵も意外と邪魔で、ワンオンが難しい。
岩井崎-6 62m/par4
やや左傾斜がある。傾斜に乗せて打っていきたい。
岩井崎-9 50m/par4
グリーン側から撮影。
左にしつこく池があり、ここでのミスで引っ掛けたりすると致命的だ。
ここからの難関コースに備えて2のイーグルを奪いたい。
徳仙丈-1 100m/par5
前半は左側に池があり、後半は右側に池がある。
50-60m付近にて若干右に曲がる。とにかくコントロールが良くないと地獄。
徳仙丈1番をグリーン側から撮影
池の淵にはバンカーもあるが、たいていは止まらない。本当に厄介なホールだ。
徳仙丈-2 45m/par4
池が右にある。若干の上り傾斜。
コースの左を走らせ、イーグルを奪いたい。但し飛びすぎるとOBだ。
徳仙丈-3 50m/par4
この季節では、フェアウェイを走らせるのは厳禁。コースもグリーンも右に傾斜し、春先の芝なので池にまっしぐら。左ラフを狙うこと。
徳仙丈-6 40m/par3
グリーン側から撮影。
右に曲がるショートホール。ロブショット等でラフをかわそう。
徳仙丈-8 35m/par3
グリーン側から撮影。
写真ではわかりづらいが、左奥に流れる傾斜のグリーンとなっており、止まりにくい。
徳仙丈-9 72m/par4
やや左に曲がるホール。右側に転がりやすいので注意。グリーン奥はOB。
巨釜半造-1 100m/par5
70m付近で右に曲がるロングホール。
コーナー内側には縦長のバンカーがある。70m以上飛ばせば、イーグルも見える。
巨釜半造-2 39m/par3
右に曲がるホール。ロブショットでピンを狙いたいが木が待っている。
右コーナーは右に若干傾斜しており、アプローチからのチップインバーディを狙いたい。
巨釜半造-3 60m/par4
左のOBに吸い込む傾斜だけでなく、右のカートロードにもOBが待っている。
引っ張ってもOBなので、右側を的確に狙うことで攻略の血路を開こう。
巨釜半造-7 62m/par4
左と奥がカートロードによってOB。そして、左サイドバンカーを
確実に避けること。バンカーの顎が厄介なつくりになっており、
吸い込まれたりボールの行方があらぬ方向に行ってしまいやすいのだ。
巨釜半造-9 40m/par3
最後のホールだ。グリーン奥にOBがあるが、ここまでの難関ホール軍団に
比べればまだまだ易しい。バーディで締めくくろう。
シュンパゴ / しゅんY12のスコア
やはり予想通りに苦戦を強いられた。
春先の芝でやたらと転がりやすく、池やOBにボールが行ってしまったことも。
スコアは125(-7)でフィニッシュとなった。
因みに受付前にはラプラス(ポケモン)が描かれた自販機がある。
かなり手ごわいコースだが、ここで練習すれば必ずここからパークゴルフの
エリートが輩出されるだろう、とシュンパゴは確信している。
それぐらい辛口なコースである。