※本稿は、しゅんY12/シュンパゴが感じた、題の通りに「難易度やインパクト面で、衝撃やトラウマ等を感じたパークゴルフ場のホール達」を紹介していきます。
1.100mある…しかし途中で刻まないとOB必至!(胆振管内白老町・白老パークゴルフクラブ D-3番)
このホールはやや左に曲がる100mのパー5となる。
しかし60m付近から右側にはOBの溝がある。たちの悪いことに、これに誘う傾斜まである。1打目は55m付近に刻んで、2打目への布石とするのだ。しかしグリーンは砲台式であり、寄せるのも容易くはない。
2.モンスター級パー6!190m!?(檜山管内せたな町北檜山区・北檜山グリーンパーク 狩場6番)
ロングコースが多くアップダウンもダイナミックな同コースだが、同コースの狩場6番は日本一長いロングホール(パー6)だ。やや打ち上げで右にやや曲がるホールだ。地元のかたは4や5打で上がっている模様。
なおレディースティー(120m)も存在する。
3.こんなん…ショートヒッターだとバーディー取れないだろ!激長なパー3(十勝管内音更町・駒場北緑地パークゴルフ場 A-9番)
芝の管理に定評がある十勝の音更町のパークゴルフ場、駒場北緑地PG場。
ここにはなんと「70mのパー3」が存在する。A-9番が該当する。
上に証拠画像(私のYouTube動画より)を張っておく…。
ロングヒッターへの挑戦状か、はたまた設計者の設定ミスか…定かではないが、ちゃんと70mのパー3である。
パー3のホールはパークゴルフ界ならば20~40m台が中心だが、ここはコース中央にバンカーまであり、しかもグリーンの前が登り傾斜だ…パーセーブで御の字、そんなホールである。
4.スタミナ勝負の134m左ドッグレッグ!(十勝管内鹿追町・鹿追ライディングパーク A-1番)
鹿追町瓜幕にある鹿追ライディングパークPG場。ここは開幕から左に連続で曲がるA-1番、134mのパー5が存在する。飛距離・スタミナ・位置調節などがちゃんとできないと3オン1パットのバーディーすら困難だ。
5.悶絶の山岳地帯、池の間のコース(札幌市南区・エルクの森パークゴルフクラブ 白樺3番)
一見、まっすぐな60mのパー4ホールに見えるが、左右がOBの池となっており、しかもフェアウェイが狭い。さらに、ほんのりと左傾斜がある。傾斜地帯を上げ打ちなどでかわすなど、驚異的なコントロールが問われる。
同コースに3本ある100mのパー5の一つだ。
50m付近まで左に池、55m付近以降は右に池がある。
池の間のフェアウェイは狭い。的確な打ち筋が求められる。
7.段の上のグリーン!?下に落としてしまうとパーが絶望的(石狩管内恵庭市・メイプルパークゴルフコース C-6番 ※閉鎖済み)
今はキャンプ場になっている、パークゴルフ大会でも数々の伝説を生んだメイプルパークゴルフコース。
C-6番はパー3で左に曲がっているホールである。しかし、グリーンが段の上に存在し、左を攻めすぎると木に当たったり、最悪、段の下に傾斜で運ばれてしまうこともある。
8.パー3なのに曲がっていて、おまけに右に逸れすぎると窪地…(石狩管内北広島市・エルムパーク西の里 クルミOUT-5番)
左に曲がるホールである。しかし右の傾斜に吸い込む傾斜が絶えず続き、画像だとこんな感じだ。
ご覧のように、右の窪地に吸い込む傾斜が多数ある。パーセーブで御の字である。
ネットまであり、ショートカットができない。
9.深いグラスバンカーとうねるフェアウェイ(石狩管内北広島市・ローンスケープ輪厚 B-5番)
100mのパー5。これは有名どころでありましょう。
同コース最大の見せ場ともいうべきホールであり、右傾斜をベースにうねるフェアウェイが続き、30~80m付近まで右側にやけに深いラフ窪地が存在するのだ。ここを、どう攻略するかでスコアが左右されるほど手ごわいホール。ロングヒッターでないと苦戦必至。
10.馬の背と、右ドッグレッグの長めのパー3(石狩管内恵庭市・恵庭花夢里パークゴルフコース 恵庭岳OUT-6番 ※閉鎖済み)
メイプルPGCと同じく幾多の名勝負が繰り広げられた花夢里パークゴルフコース。恵庭岳コースのA-6番。
これは、51mのパー3だが、右に曲がっており、コースが馬の背状。最短ルートには岩が設置されているという念の入れよう。グリーンもベント芝で高速なので、上げ打ちができないとバーディーはほぼほぼ無理。
これもインパクトがあるホールだ。
この写真では見えないが、ティーの右には池があり、当たり前だがワンオンは不能。
同コースはラフも厳しく、ドラゴンコースは上級者向けのコースデザインであり、7番ホールは難関と言われている。1打目をコーナーの奥辺りに刻み、2打目は右傾斜に注意しつつ砲台グリーンにアタックするのだ。
手ごわいホールであるのは間違いない。
12.障害物やバンカーの配置が手ごわい、2打目が打ち上げの長いパー4(後志管内泊村・泊カブトラインパークゴルフコース)
海の見える美しくも手ごわいパークゴルフ場、泊カブトラインPG場のB-7番。
この78mのパー4ホールはバンカーや起伏、右コーナー付近に陣取る木、2ndショットが打ち上げのホールである。芝も整備されラフの密度も濃い。バーディーの取りづらいコースだ。
右に曲がるホールで、OBのネットもある。窪地のラフやバンカーが印象的なホール。
同コースは海がすぐ隣のリンクス系コースなので、ボールを打ち上げて攻める場合、強風の日は取り分け要注意。バンカーは砂がサラサラで、一度嵌ってしまえば苦戦しがち。
14.難関ホールだらけだが、このロングは起伏に富みすぎる…(釧路管内白糠町・しらぬかパークゴルフinチャロ 北OUT-2)
プロゴルファー丸山茂樹さんの父が設計した、道東屈指の難コース、しらぬかパークゴルフinチャロより。北コースOUTの2番は起伏に富み、フェアウェイも狭く、窪地も深い。転がしで攻めるとキツイホールだ。
しかし不規則極まりないマウンドによって、ボールもよくバウンドするため、次がラフからのショットになることも考えておこう。
15.左右のグラスバンカーは鬼畜!おまけに砲台グリーンが厄介(十勝管内幕別町忠類・ナウマン公園パークゴルフ場チャンピオンコース B-4番)
白糠パークゴルフinチャロ同様に総合難易度がヤバイのがこの「ナウマン公園チャンピオンコース」である。全ホールの難易度が高めに設定され、距離も長い。
(グリーン側から撮影)このB-4番は38mと短いが、砲台グリーンであり、見ての通りだが、左右の窪地が深い。コントロールが取り分け良くないと、1打目はこのどちらかに落ちやすい。こればかりは、コントロール重視で行くしかない。
以上…手ごわいホールを振り返ってみた。
他にもヤバイホールはいくつかあるだろうけれど、今回はこの15選とさせていただきました。あくまでもシュンパゴの印象に残っているホールであるが…。