シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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【パークゴルフ】JALカップ2015(21st)感想、札幌の雨の末、今年のパークの頂点は・・・

9月30日14時55分にuhb北海道文化放送)で放送された第21回 JALカップパークゴルフ全日本選手権

9月12・13日に札幌市北区の福移の杜コースで開催され、それをテレビ収録したもの。

ちなみにわたくししゅんY12は参加しておりません(笑)

当ブログでの直前特集はこちらの記事を参照

ちなみに、不覚にも昨年は録画し忘れていた・・・。たしかに9月下旬に放送の予定ではあったのだが。

【コース考察】

→すずらんエリア A-Dコース→ライラックエリア A-Dコース

※上の二つの紹介記事は5月に撮ったものなので、ラフの難易度はJALカップ当日と違う場合があります


パークゴルフについて】

パークゴルフは、グラウンドゴルフ鳥取県が発祥)を参考に、それを公園でプレイしようと、十勝管内幕別町の前原氏らが1983年に考案したスポーツ。

そう、まだ筆者も生まれていないころに、このスポーツは誕生した。ゴルフ同様芝生の上が舞台だ。

発案から30年が経ち、たくさんのパークゴルフコースが生まれていった。現在は北海道以外の地方でもパークゴルフが普及しているが、グラウンドゴルフを生んだ鳥取県や中国地方ではあまりパークゴルフの波が及んでいない。

近年ではグリーンにベント芝を使用し、普通のゴルフにも劣らない芝のクオリティを出しているコースも存在する。


試合は2日間72ホールプレー。前日には前夜祭も中島公園で行われた。

男子は1日目らいらっくエリア36H/2日目すずらんエリア36Hで、

女子は1日目すずらんエリア36H/2日目らいらっくエリア36Hでプレーをした。

同スコアの場合、優勝と準優勝はプレーオフ(サドンデス)で決し、3位~10位はカウントバック形式で順位を決めて行く。

出場者は700人弱。

福移の杜全般から見れば、総合して無造作にあるマウンドが大きな特徴である。

グリーンも例外なく盛り上がっており、お饅頭のようなグリーンは外に逃げる傾斜なので、アプローチパットとも本当に注意が必要だ。

すずらんコースは起伏・グリーン際のバンカーが多く、曲がったパー3も存在。

らいらっくコースは起伏が穏やかでそれより難易度が若干だが下がる。

パークゴルフの世界では9ホールPar33とあるが、これは名ばかりであり、選手の間では9ホールクリア時のスコアが27(全ホール3打ペース)で終えるのが常識なのだ。しかし大会入賞を狙うなら9ホール24や25打というスコアで回らなければならないこともあるくらい、ハイレベル。


ちなみに、家族5人全員が予選を通過してファミリーで大会に挑む家族もいた。

JALカップ複数回優勝経験のあるT保A子さん(帯広)は、高くボールを上がるショット(ライナーに見えた)でカジュアルウォーターやラフもほとんど無視しているプレーを敢行した。

彼女曰くこれが『(パークゴルフ発祥の)十勝流』と言っている反面、「十勝はフェアウェイ全面刈りのパークゴルフ場が多いので、道央のラフのあるコースが苦手(要約)」とラフに対して若干苦汁を舐めていた場面もあった。

2日目は朝に豪雨が降った。そのためカジュアルウォーターが多く、ボールの勢いが殺される場面が何度もあった。

打ったボールがショートしてしまい苦戦をする挑戦者が多数出た。

各プレーヤーのショットを見てみると、それぞれの人が独特なフォーム、打ち方で各ホールを制していった気がした。

女子の最後のらいらっくB-9番だったが、あれ、従来は右曲がりのホールなのでは?と思った。しかしコースをよく見たらY字のコースになっていた。そしてピン位置は左のグリーン。つまりコースに池が絡んでいたのだ。


テレビ放映では男女ともラスト9ホールを中心に放送した。

見てみるとライナーの習得中である自分と比べて、確かにライナーやロブなど上がるショットを駆使してラフなどをうまくかわしている印象だった。

もちろん3m程度のパットなら的確に沈めている・・・そんな感じであった。

男子の部の、最後のホールは函館の現役JR運転士、M上H幸さんが大きく盛り上がったグリーンに対して、ベタピンで寄せて2打でクリア。

対して前年チャンピオンのI部K也さんは1打目がグリーンのマウンドのふもとに止まった。2ndが外れて3打で上がった。

これにより、M上さんの優勝が確定した。

そしてインタビューで涙するM上さんの姿で私も思わず涙が出てきた・・・・・・

最終スコア(男子)

Rank1st ROUND2nd ROUNDTotal (Par264)
19495189打
29199190打
391102193打
490105195打
59699195打
※3~10位はカウントバックで順位決定。

ちなみに男子の部は上位10人のメンバーのうち、5人が道南勢である(胆振日高管内を道南とした場合)。

最終スコア(女子)

Rank1st ROUND2nd ROUNDTotal (Par264)
110698204打
2103105208打
3102106208打
4108101209打
5106103209打
※3~10位はカウントバックで順位決定

準優勝者決定はプレーオフを行っている。


2015年のJALカップは終わった・・・

いよいよ、来年に向けての闘いは始まったばかりだ。

熾烈な上位争い。そのなかに、しゅんY12は入る事が出来るのか。ライナー打ちを知り尽くすことができるのか。週末プレイヤーではありますが、わたくしの成長にも温かい目で見守ってくださると幸いです!