シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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【シュンパゴ】今はたたんでいるけど、思い出のパークゴルフ場を語ります

本稿では、しゅんY12 / シュンパゴが過去に行った、すでに閉鎖しているパークゴルフ場を語ってみます。

今までシュンパゴは、420を超えるパークゴルフ場を調査しましたが、時代とともに畳んでしまったコースや、それに関する調査の思い出を語ります…。

 

1.レイクヒルパークゴルフクラブ(胆振管内 伊達市

胆振管内伊達市と同壮瞥町の境目にある、洞爺湖を眺められるパークゴルフコース。

「有珠コース」や「新山コース」、「立香コース」などが45Hがあり、アップダウンとドッグレッグを多種多様に絡めた設計で、36ホールで100打を切ったプレーヤーが出なかったという強烈な難易度が特徴。

景観も優秀で、クラブハウスからは洞爺湖が見える。難易度と景観面両方に優れたコースであった。

 

2.パークゴルフ倶楽部ジャンボ(胆振管内 登別市

登別市のはずれ、幌別地区にあるコースである。ジャンプ台や、小川越えの8番ホール、115mのドッグレッグ林抜けPar5の16番ホールなど、各ホールが際立った個性を主張していた。

クラブハウス前には湧き水もあった。とにかく戦略面に特化したコースの一つだったと言えよう。

 

3.コトロパークゴルフクラブ(石狩管内 千歳市

最盛期には108ホールを擁していた千歳市の名門コース。

自然の池に面した「四色コース」36Hと、自然の林を活用した「林間コース」72Hが存在していた。林間コースは木に囲まれ距離がある。四色コースはアップダウンやグリーンの傾斜が厄介なコースであった。

かつては学生パークゴルフ選手権なども開催していた名門コースであっただけに、個人的に残念であった。個人的には、なんとか復活してほしいコースだと思っているコースの一つだ。

 

 

4.ユニトピア川端パークゴルフ空知管内 由仁町

JR川端駅の裏手にある、36Hのパークゴルフ場。西と東コースは起伏に富んでおり、東コース3番はまるでモトクロスコースのようにマウンドが連続している100mの直進パー5ホールという手ごわいホールもあった。

 

 

5.桜岡パークゴルフ場高台コース(上川管内 剣淵町

これも、閉鎖のニュースを知った時はびっくりした。

一回しか行ったことないけど、アップダウンが凄く、打ち下ろしの100mパー4などもあり、逆に強い打ち上げがあったり、坂を転落するとOBとなるホールなど、山岳コースの手ごわさをまじまじと見せつけてくるコースであった。

 

 

6.メイプルパークゴルフコース(石狩管内 恵庭市

パークファンなら説明不要と言っていいぐらい有名な、恵庭市島松にあるパークゴルフ場だ。

パークゴルフの最高峰大会である「JALカップ」を開催した実績があったり、かえでコースのドッグレッグによる難しい攻め筋を求めるホールや、さくらコースの広いグリーンやダイナミックに飛ばせる90m台のホールなど、最盛期には45ホールが展開されていた。芝の管理がとても優秀であった。

閉鎖のニュースを知った際は本当に心に穴が開いたような感覚であった…。

 

 

7.おやまパークゴルフコース(関東・栃木県 小山市

筆者がおよそ7年前に関東遠征をした際に行ったコース。閉鎖のニュースを知って、急遽関東に行きたいと言って金を貯めて遠征が実現した。

宇都宮のみんパゴメンバーさんと小山駅で合流し、コース調査が実現。細いフェアウェイに窮屈な砲台グリーン、攻略はかなり難しいコースであった。

春の乾いた芝だったために、一度ミスをすると一気にスコアが崩れやすいコースという感じでもあった。

shunpago-shun-y-12.hatenablog.com

 

 

8.ホワイトバーチパークゴルフ場(後志管内 古平町)

積丹半島、トーマル峠の古平側にあった18Hのパークゴルフ場。

橋渡りホールがあったり、低木が邪魔をするホールがあったりと、個性的なホールがたくさんあった。距離も950mくらいあるので、飛距離を求めるホールも多かった。

 

 

9.のぼりべつ温泉パークゴルフクラブ(胆振管内 登別市

登別市の街中から、登別温泉のほうに向かう途中にあったコース。「のぼりべつ温泉ゴルフクラブ」も隣接していた。

「赤鬼コース」と「青鬼コース」が18Hずつ、計36Hがあった。青鬼OUTの6番はグリーンの手前に段差があり、それを上手に迂回しないと大幅に打数をロスしてしまう手ごわいホールであった。他にも、起伏に富んだコースデザインが特徴で戦略性があった。

 

 

10.苫小牧宮の森パークゴルフクラブ(胆振管内 苫小牧市

1987年開業、道央および道南では最古のパークゴルフであった。

本格的な洋芝を使った18Hのコースで、池のOBや起伏やバンカーを絡めたコースレイアウトが特徴的であった。18番ホールは87mのパー5で、ログハウスのクラブハウスに向かって打つ、まさしく「ホームホール」的な役割をもつホールであった。

 

 

11.ワールド温泉牧場パークゴルフコース(渡島管内 森町)

道南の森町にあったパークゴルフ場。広いエリアを活用して、ロングコースを多数起用したコースレイアウトであった。36Hのロングコースだった。

 

 

12.函館KGパークゴルフコース(渡島管内 函館市

ここも閉鎖のニュース知った時はびっくりした。

函館山津軽海峡を眺められる眺望のいいコースであった。傾斜を利用した打ち上げ打ち下ろしが大きな特徴で、コースも狭めでコントロールを求めるホールが多かった。

 

 

終わりに…

このほかにも、すでに畳んでしまったコースが幾つもあるが、シュンパゴの思い出にはしっかりと残ったコースばかりだ。

今年秋には「室蘭花の丘パークゴルフクラブがオーナーが高齢のために、閉鎖寸前に追い込まれるが、有志らがコースオーナーの後を継いだ」というニュースがあったのは記憶に新しい。

 

この記事を見て、皆様も、こんなコースあったよね…、と懐かしんでくださると幸いです。シュンパゴの思い出でした。