●あらゆる難関を盛り込んだ、道南の指折りの難コース
北海道渡島管内森町。
JR森駅からタクシーで1000円程度。町のはずれにこのコースはある。
ふれあい・ほのぼの・しあわせ という3つのコースの27ホール。
ドッグレッグが多い、盛り上がった速いグリーン、そして9Hで500m前後の
ロングコース…並大抵のプレーヤーは攻略するのも難しい。
前後左右のボールコントロール、アプローチ、パット、
そしてロングショットの総合能力が存分に試されるコースとなる。
コース内からは(北海道)駒ヶ岳が見える。
難易度:>>>>>>>>>>
以下にて、当コースの解説を行っていく。
ふれあい-3 93m/par5
45m付近に直角右コーナーがある。1打目はここに刻むので、
縦のパワーのコントロールが重要になる。成功すれば2オンイーグル、
悪くてもバーディ以内が獲れる。
ふれあい-4 24m/par3
長いホールの後にこのショート。※グリーンは右から撮っている
膨らんだような形状のグリーンは、ボールを外にこぼしやすい。
ふれあい-5 55m/par4
グリーン手前で左に曲がる。広いバンカーがとても印象的だ。
ふれあい-6 74m/par4
右ドッグレッグのホール。25m付近に右コーナーがあり、ロングアプローチを
強いられる。これは曲がった後に撮影したもの。
ほのぼの-1 22m/par3
左傾斜+右からラフがせり出す のコンボ。
撮影日はピン位置が右の為、ラフ越えになる。ラフの密度もあるので、
しっかりしたボールの勢いがないとラフにやられる。
ほのぼの-2 74m/par4
打ち上げ左曲がりのホール。
ふれあいコース6番のような、序盤にドッグレッグのコーナーがある
難コースである。
ほのぼの-4 42m/par3
打ち上げのホール。コースは蛇行しており、またグリーン手前に
マウンドがある。グリーンの起伏も盛り上がっており手ごわい設計。
ほのぼの-7 49m/par3
左ドッグレッグのわりに、右傾斜がついているホール。
ロブショットでラフ無視が無理であるならば、バーディを
あきらめてパーを拾いに行くのもいい手段である。
ほのぼの-9 91m/par5
65mくらいまで直線が続き、その後コースを曲がった後にラフ地帯が2連続で
配置されているホール。このラフも深いので確実に避けたい。
しあわせ-2 75m/par4
ふれあい6番、ほのぼの2番のような「序盤右ドッグレッグ」のホール。
残り距離を残すほど立場が悪くなるので、3オンワンパットのパー確保でも
いいくらい。ロングアプローチできた者にバーディが手にわたる。
しあわせ-8 47m/par4
これはグリーン側から撮ったもの。
蛇行したフェアウェイが用意された打ち上げホール。
とはいえ直線的に行けるため、2打でクリアしたいところ。
グリーンは奥の高い二段グリーン。同じ段につけるのは言うまでもない。
しあわせ-9 99m/par5
直線の打ち下ろし。一気に攻めたいところだが巧妙な罠がある。
60m付近に強い右傾斜があり、70m付近に個別にラフが用意されている。
ライナー強打のショットなどができれば理想的だが、これは超上級戦術なので、
55m付近の右側に刻み、落ち着いて2オンイーグルをとるのがおすすめ。
スコア
結果は上の写真のようにボロボロ。
「9H=27打」どころかアンダーパーもならず。
巧みなドッグレッグを盛り込んだコースに惨敗。ちなみに前に来たのは
10年前なので、実質的に初見である。その初見潰しともいえる奇抜な
設計に見事に掻き回されたさまである。