函館KGカントリークラブ・パブリックコースに隣接する、山の傾斜にコンパクトに展開されるコース。
似たコンセプトの陣川温泉パークゴルフ場新コース(→紹介記事はこちら)と比べると、狭いホールが多く、勾配も急だ。アップ(ダウン)ヒル+左右傾斜の複合設計も厄介。
またOBまで転がってしまいやすいホールもあるなど、グリーンオーバーには要注意である。グリーン近辺の起伏・傾斜も嫌らしく、パットを外すとあれよあれよと転がりかねない事態に陥ることもある。
筆者の初挑戦は2006年8月の早朝8時、親と函館にドライブしたときのことだった。その6年後の2012年10月に再挑戦したが、こちらはうって変わり夕方でのプレーに。
朝露がない分ボールが走りやすいためか、前回とは比べ物にならない難しさだと私は感じたのだった。
難易度:8/10
撮影日:2012/10/7
キングABコース(A:454m,B:414m)とゴールドCDコース(C:452m,D:440m)がある。
A-1 55m par4
右に曲がる打ち上げホール。
A-1をグリーン側から撮影した感じ。
A-6 65m par4
右に左に曲がるホール。バンカーは無視して先に行きたい。
グリーンは右側に外すと厄介な上りアプローチになる。
B-3 33m par3
打ち上げのパー3。左から攻めていきたいが、左側も傾斜がきつく厄介。
B-4 57m par4
打ち上げのホール。左側の木のすぐ右を通せればベストか。
B-7 51m par4
下りのホール。しかしただの下りではない。
右からの傾斜が絡み、途中から左からも傾斜が絡む。スネークラインのショットになるのを計算に入れよう。
B-8 63m par4
右に曲がる下りホールだが、傾斜は左奥への傾きが目立つ。ラフに喰われないようにしつつ、最短ルートを通さなければならない。
C-4 55m par4
左傾斜が絡む下りホール。ワンオンにこだわりすぎると、奥のOBにまっしぐら、なんてことも少なくない。
C-7 45m par3
打ち上げ+右傾斜のホール。グリーンは右手前になるにつれ低くなっており、急な位置にピンが切られていると苦戦しやすくなる。
D-3 55m par4
打ち上げ+左傾斜が絡むホール。右手に見える柵の左を通してワンオンしたいところ。
D-9 95m par5
下りが続くホールで飛距離を稼ぎやすいが、左に外すと地獄だ。
飛ばしすぎると砲台グリーンから転落してしまう。
グリーンの奥はやたらと顎が高いバンカー。しかもOBまである。
相変わらず、左は危険極まりないホールだ。
【コースの景観】
Dコース3番グリーンの上にある東屋や、Dコース6番ホールグリーンからは景色が良い。函館山も見渡せる。こちらは10月7日の17時過ぎに撮影した夕景である。
※クリックで大きくできます。左が函館山、右が七重浜・上磯方面。
最高の景色に巡り合えたプレーであったのだ・・・。この感動を忘れない。
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