有珠の沢ファミリーパークゴルフ倶楽部(旧:糸井ファミリーパークゴルフ倶楽部)は、北海道胆振管内苫小牧市にあるパークゴルフ場である。
近くには、由緒ある大会であるJALカップ全日本選手権が開催された「糸井ゴルフパーク54」、「糸井の森パークゴルフ」があり、このコースは、さきの2つのコースにくらべてホール数は18と少ないものの、グリーン周りがかなり戦略的になっている。
易しげで距離もないハスカップコースと、手強く距離のあるツツジコースが9ホールずつ存在する。特につつじコース6番は珍構造になっている。
●コース
2009/7/12撮影
ハスカップ3H(50m/par4)
グリーンが盛り上がり、さらに段差が2個ついて3段グリーンになっている。アプローチ、すなわちカップへの寄せが重要だ。
ハスカップ5H(50m/par4)
左側にはOBがあり、プレッシャーになってしまうことも。道中には2つのバンカーがある。
ハスカップ7H(30m/par3)
グリーンの左右が狭く、コントロールを乱すと厄介な目に遭うかもしれない。
ツツジ4H(50m/par3)
左右にOBのネットがあり、ひっかかると危ない。僕のうろ覚えだが、グリーン奥にもOBのネットがあったかもしれない。
ツツジ5H(35m/par4)
右曲がりのホール。山の傾斜を利用して、少しでもグリーンに近づけたい。
写真はグリーン側から撮影した。
ツツジ6H(70m/par4)
冒頭でも言ったが、ここの名物ホール。左に鋭角に曲がった後、距離の残るバンカー越えの2打目という、バーディを取るにはかなり手強いホール。コーナーを曲がった後にあるバンカーは、コースを呑み込むように広がっており、大きい。グリーンはそのバンカーに切り取られており、必然的にバンカーを越えて狙うことになる。
写真は、1枚目がティー付近にある図の看板で、2枚目はグリーン側から撮影した。
グリーン側から
ツツジ8H(65m/par4)
やや左に曲がるホール。コーナー付近にバンカーが数個ある。
ツツジ9H(90m/par4)
ラストもやや左曲がり。左側に木が集結するホール。一気に飛ばし、中盤に一本だけ孤立している木をかわせれば、バーディが取れるかもしれない。
●総評
全体的にうねったグリーンが多く、それはこのコース特有のものでもある。糸井パーク54や、糸井の森とはまた違った難易度を堪能できる。つつじコースの攻略がここを制覇する上でカギになるだろう。