驚いた方もいたんじゃないでしょうか…
いやぁ…パークゴルフファンにとっては、ちょっと悲惨なニュースですね…恵庭のメイプルPG場がおおよそ21年の歴史に幕を閉じます。
●広いグリーンはメイプルの代名詞でもあった
オープン当時、カエデコースABから始まった18ホール。
そして2002年にはサクラコースCDの18ホールを増設、
花夢里PGコースとともに開催。
カエデコースは細いフェアウェイに激しい起伏が特徴的な
コース。サクラコースは8番(C-8)と13番(D-4)の
90mオーバーのロングや、広いグリーンを特徴とした設計が
特徴となっています。
さらに、2005年にはサクラニューコースEの9ホールを
増設した。これがいわばメイプルの「完全体」と言っていい。
Eコースはさらに広く起伏に富んだグリーンを擁しており、
6番は80m地点で右に曲がっている、100mのパー4が
待ち構えています。
これがパワーのない人にとっては最難関で、右の窪地に
吸い込むかのような設計になっているため、1打目を
全力で打たないとバーディが取れないというホールでした。
筆者も苦戦したホールの一つです…。
恵庭は、新千歳空港に近い都市。さらに上述の通り
されるメイプル。
●パークゴルフファンならば絶対に行きたいコース
昔、パークゴルフビューという雑誌が有ったのですが、
この雑誌にも当然載りますし、名門大会を数々開催して
きたコースです。
断言しますが、個人的に、メイプルPGコースは
花が美しいこともあり、本ゴルフのコースで例えるなら…
「セントアンドリュース」に相当するならば)
このニュースを知って、なんかもう、マジかよって…気分に
なりましたね…。
連日報道されているコロナウィルスの問題もあるだろうけど、
コース運営が相当厳しい状況に追い込まれたのかな…
ちょっと、いや…だいぶ悲しいですね…
ある日は、難攻不落のメイプルに洗礼を受けた日も
ありました。上述のE-6番の100mもそうですけど。
またある日は、Dコースを24打でクリアした日もありました。
(トップ選手ならば当然のスコアですけど…(笑))
21年間…本当にありがとうございました。
俺が子供の頃、メイプルのオーナーと
数分だけだけど、話をしたこともありました。
本当にあの時は良い思い出でありました。
俺は絶対に、この名門コースを脳裏から
忘れるつもりはありませんし、
PGファンのためにも語り継いでゆきます。