シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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北海道石狩管内恵庭市、「メイプルパークゴルフコース」の閉鎖について、また思い出を語る

驚いた方もいたんじゃないでしょうか…
いやぁ…パークゴルフファンにとっては、ちょっと悲惨なニュースですね…

恵庭のメイプルPG場がおおよそ21年の歴史に幕を閉じます。



●広いグリーンはメイプルの代名詞でもあった

オープン当時、カエデコースABから始まった18ホール。
そして2002年にはサクラコースCDの18ホールを増設、
JALカップ全日本PG選手権」を同じく恵庭の
花夢里PGコースとともに開催。

カエデコースは細いフェアウェイに激しい起伏が特徴的な
コース。サクラコースは8番(C-8)と13番(D-4)の
90mオーバーのロングや、広いグリーンを特徴とした設計が
特徴となっています。

さらに、2005年にはサクラニューコースEの9ホールを
増設した。これがいわばメイプルの「完全体」と言っていい。

Eコースはさらに広く起伏に富んだグリーンを擁しており、
6番は80m地点で右に曲がっている、100mのパー4が
待ち構えています。

これがパワーのない人にとっては最難関で、右の窪地に
吸い込むかのような設計になっているため、1打目を
全力で打たないとバーディが取れないというホールでした。
筆者も苦戦したホールの一つです…。

恵庭は、新千歳空港に近い都市。さらに上述の通り
JALカップ開催実績もあり、北海道外からの愛好者も多いと
されるメイプル。



パークゴルフファンならば絶対に行きたいコース

昔、パークゴルフビューという雑誌が有ったのですが、
この雑誌にも当然載りますし、名門大会を数々開催して
きたコースです。

断言しますが、個人的に、メイプルPGコースは
花が美しいこともあり、本ゴルフのコースで例えるなら…
オーガスタナショナルGC」レベルに匹敵するでしょう。
幕別パークゴルフつつじコースが発祥の地である
セントアンドリュース」に相当するならば)

このニュースを知って、なんかもう、マジかよって…気分に
なりましたね…。

連日報道されているコロナウィルスの問題もあるだろうけど、
コース運営が相当厳しい状況に追い込まれたのかな…





ちょっと、いや…だいぶ悲しいですね…

ある日は、難攻不落のメイプルに洗礼を受けた日も
ありました。上述のE-6番の100mもそうですけど。

またある日は、Dコースを24打でクリアした日もありました。
(トップ選手ならば当然のスコアですけど…(笑))

21年間…本当にありがとうございました。
俺が子供の頃、メイプルのオーナーと
数分だけだけど、話をしたこともありました。
本当にあの時は良い思い出でありました。

俺は絶対に、この名門コースを脳裏から
忘れるつもりはありませんし、
PGファンのためにも語り継いでゆきます。