えべつ角山(かくさん)パークランドは、北海道江別市角山199-1、国道275線沿いのパークゴルフ場である。つつじ、さくら、しらかば、ななかまど(各18ホール)の4コース72ホールからなる。
芝もかなり良好で、ラフも深め。いつも多くの愛好者で賑わっているため、プレーに時間がかかるかもしれない。
バスの利用も便利である。「角山橋」のバス停から降りてすぐのところにある。
コース料金:1500円、36H1000円、18H700円(各小学生料金有り)
貸し用具300円
つつじコース:813m
さくらコース:909m
しらかばコース:910m
ナナカマドコース:1000m
各18ホールで、それぞれがAコース(アウト)とBコース(イン)に分かれている。
ちなみに、撮影したコースの写真は以下のものがある。
・2010年5月5日調査分
・2011年6月12日調査分
・2013年8月25日調査分
難易度:>>>>>>>>>>
●コース紹介
全体的に波を打ったような傾斜や起伏がある。開業当初はさくら・しらかば・ななかまどコースの54Hだ。つつじコースは後から追加されたコースで、コースの敷地の外周をぐるっと回る感じになっている。
つつじA-2(49m・パー4)
左にやや曲がる。グリーン目前に山がありラフに入りやすい
つつじA-9(60m・パー4)
右手のやや低いところはOBゾーン。しかも左に右に曲がるのでここもラフに入りやすい。
また、2012年視察時点では、右のOB杭が抜かれていた(OB撤去)。
つつじB-1(53m・パー4)
左にやや曲がりながら、いくつかの起伏を越えていく。
起伏の影響で、右への傾斜(外に逃げる)が目立つ。このためワンオン狙いは起伏の尾根を通す必要がある。
つつじB-5(47m・パー4)
これはグリーン側からの撮影だ。右にほぼ直角に曲がる。コーナー内側にOBがあるので注意。
このOB地帯を、ライナーやロブで強引に越して1オンを狙う術もある。
つつじB-6(33m・パー3)
大きくキツいマウンドを越える、グリーンの見えないブラインドホール。
フェアウェイもねじれており、見た目以上に難しい。
↑この写真はグリーン側から撮影しています
さくらA-6(80m・パー5)
さくらコース最長ホール。右にやや曲がり、50m付近には、右からラフがせり出している。
さくらB-6(70m・パー4)
コース終盤で左に曲がる。2個のマウンドを越えていく。
しらかばA-1(46m・パー4)
グリーンが砲台式になっており、グリーン右は、右の池に向かって急に傾斜している。ワンオンも狙いたくなる距離だが、これには注意しなければならない。
しらかばA-5(39m・パー3)
砲台グリーンの奥に池が待っているショートホール。
プレッシャーに負けたくない。
しらかばA-6(66m・パー4)
やや左に曲がる。コース半ばには右にやや傾斜している場所もある。グリーン左側(オレンジの丸で囲んだあたり)はバンカーがあり、アゴも高いので入れたくない。
しらかばA-9(47m・パー4)
30m付近にあるマウンドを越えるブラインドホール。
グリーンもマウンド式になっている。
↑マウンドの頂点からコースを撮影しています
しらかばB-4(75m・パー4)
左に曲がる。2打目はやや打ち上げ。コーナーの内側と、グリーン右にバンカーあり。コーナーの右奥にはOBがあるのでうっかり飛ばしすぎないように。
しらかばB-9(62m・パー4)
しらかばコース最終18番ホールは、奥に池がある名物ホールでもある。1打目を飛ばしすぎるとビーチバンカーを転がって池に転落する恐れがある。このホールは上から順にスタート付近、左コーナー付近、グリーン奥の池から撮った写真で紹介している。
↑しっかりコーナーにつけられれば、池に落ちる心配はないだろう。
↑池の向こうからしらかばB-9番を撮影
ななかまどA-1(78m・パー4)
右にほぼ直角に曲がるホール。そのままコース通り進むのもいいが、ボールを上げて打てる猛者なら、右のラフを越えて、2本の木の間を抜け、ショートカットできる。
ななかまどA-2(30m・パー3)
左にほぼ直角に曲がる、パー3ドッグレッグホール。
バーディ狙いだと非常に難しいホールとなる。グリーン手前の、深くて登りのラフ、奥に傾くいわば「逆受け」グリーンが劇的に難易度を高めているのだ。
ななかまどB-6(39m・パー3)
グリーン左手前にアゴの深いバンカーがあり、プレッシャーをかけてくる。
ななかまどB-9(100m・パー5)
左に曲がるホール。コーナー内側には植栽や木が並び、ショートカットはほぼ不可能。1打目はコーナーにうまくつけられれば、イーグルを狙えそうだ。コーナーの奥はOBがあるので飛ばしすぎ注意。悪くてもバーディはほしい。
【総評】
さくらコースは易しめだがドッグレッグが多い。どのコースも起伏が絶妙かつ嫌らしい配置になっていることが多く、起伏に富んだレイアウトが多いので、パーク経験者でないと苦戦しやすいコース。
短いツツジコースも、油断はできない。短い分、コースも狭いのだから。