●アップダウン、良好な芝や周辺施設が好評なコース
美唄市パークゴルフ場は、北海道空知管内の美唄市にある36ホールのパークゴルフ場。国際パークゴルフ協会公認244号
「ピパの湯ゆ~りん館」という施設に併設されているアップダウンやドッグレッグの多いコース。高低差の大きいホールが多いので、それに対する対応力が求められるホールも多い。
A=ポプラコース
B=つつじコース
C=マガンコース
D=サクラコース
2016年春 再調査
難易度:>>>>>>>>>>
A-1 48m/par4
急激な左曲がりの打ち下ろし。飛ばし過ぎでのOBで出鼻をくじかれないようにしたい。悪くても3打で突破したいホール。
A-3 90m/par5
左が丘、右がOBの下りホール。60m付近はフェアウェイが右、左に曲がっており、ロングヒッターはフェアウェイキープをしにくい。
A-4 35m/par3
段差のような下りに続き、直後に右傾斜が絡んでいる。
A-5 50m/par4
打ち上げの右ドッグレッグ。上げ球ができないとドッグレッグ通りに進むことになるため、苦戦を強いられる。
B-2 75m/par4
A-3と似た感じの下りコース。蛇行したフェアウェイにはバンカーも絡んでおり、バンカーの淵によってボールが掻き回される恐れがある。
B-4 30m/par3
大きな打ち下ろし。真っすぐなだけにここは落としたくない。
B-7 45m/par4
打ち上げのホール。グリーン近辺にはバンカーもある。
B-9 42m/par3
C-1 75m/par5(※グリーン側から撮影)
大きな下りのホール。フェアウェイは狭く、1打目はラフに止まりやすい。ピンに近い状態でラフに入った場合は、次のショットでカップ周囲に止めるようにすれば3打で上がりやすい。
C-5 42m/par3(グリーン側から撮影)
ティーからはマウンド越えであり、グリーンを見づらくしている。フェアウェイも若干真っ直ぐではないので注意。
C-6 55m/par4
これだけの打ち上げなので、かなり強く打たないとグリーン近辺にはたどり着けない。
C-8 50m/par4
コース内で最も高所からのティーショットになるホール。
打ち下ろしもきつく、2打で上がれるチャンスもあれば、オーバーランで大怪我もあるので注意したい。
D-1 60m/par4
壮絶な下り坂、右ドッグレッグのホール。
右のしらかばのマウンドにも注意。ネット際でボールが止まるようなことが無いようにしたい。ある意味、初見潰しともいえるホール。
D-2 36m/par3
左にやや曲がるホール。打ち上げと左傾斜がある。フェアウェイ通りに走らせ、残り距離よりやや強く打つ。これもオーバーはOBなので、気を付けたいところだ。
D-5 53m/par4
D-2と似た戦略が通ずる。丘を越えていくので強めに打っていく。
D-7 90m/par5
蛇行した、すなわちクランク状のフェアウェイが特徴のホール。飛ばし屋なら、グリーンに続くフェアウェイまで一気に飛ばしていきたい。
ものすごい打ち上げになっている。
かなり強く打たないとグリーンに届かない。しかも坂を上り切れないとボールがUターンする。
かなり強く打たないとグリーンに届かない。しかも坂を上り切れないとボールがUターンする。
【総評】
丘陵地をうまく生かしたコースと言える。ドッグレッグが巧妙に絡んでスコアを縮めにくくしているホールもあるが、全体的にバランスの取れた設計をしていると思う。
【周辺施設】
このコースの隣には、「ピパの湯 ゆ~りん館」という温泉施設もある。
【注意点】
このコースは山が近く、また、突然土砂降りの雨が降り出すこともある。かつて僕がこのコースの近くにある我路(がろ)公園でのサイクリングの際にいきなり大雨が降ったこともあった(1998年ごろの話)。
このコースをプレーしているときも、大雨が突然降ってプレーヤーが全員東屋に避難したこともあったので、十分注意してほしい。いずれも僕の実体験である)。