いわみざわ公園ローズパークは、北海道の空知管内岩見沢市のはずれにあるパークゴルフ場であり、バラ園や北海道グリーンランドに隣接している市内の名コースである。
難易度調整も絶妙で、初心者から上級者まで幅広く楽しめるコースだろう。
A~Dコースは距離が長めで、また丘陵地や樹木を利用しているホールが多く難しめ。
EFコースは、平坦あるいはなだらかな傾斜が中心だ。だが、こちらも樹木が嫌な位置に立てられたり、またドッグレッグも多いので油断はしないように。
【距 離】
Aコース:484m Bコース:460m
Cコース:459m Dコース:449m
Eコース:445m Fコース:449m
撮影日:2012/5/13
この日は、地元の有力選手、Y本氏と回る機会があったので、アドバイスや技術を吸収するつもりで回った。
またこの日は、グリーンが修理地となっており、一部のホールはグリーン手前にピンが切られていた。
A-4番ホール 33m par3
下りのホール。飛ばしすぎに注意。ちなみに、ここでY本氏はホールインワンを決めた。
A-5 71m par4
ローズパーク最初の難所。左ドッグレッグのホール。
コーナーにつけないと、左の林が邪魔になる。
飛距離がない方は、なるべく右を狙って、林を避けられる角度をにつけたい。
下りの右曲がりホール。コーナーの内側には木や池を守るネットがあり、ワンオン狙いはリスクがある。
A-9 53m par4
グリーン目前にいくつか木があるホール。クラブハウスに向かって打つ感じが
最終ホールらしい。
B-2 34m par3
古風なややゆがんだ木(真ん中の)を避けて、ピンを狙う。
ピン位置によって、左を避けるか右を避けるか、戦略が変わる。
B-3 70m par4
打ち上げの上に右ドッグレッグ、コーナーの内外に木が4本仕掛けられた、パワーもコントロールも必要なホールだ。
グリーン前にも木があり、アンダーパーを困難としている。
B-4 56m par4
バンカーを越えてワンオンするのがロングヒッターの定石だが、右にミスしすぎると、池への傾斜に飲み込まれるので注意。
C-4 30m par3
打ち上げのパー3。グリーンは盛り上がっており、一層コントロールの問われるホールだ。
C-5 80m par5
下りのホール。樹木群のもっとも間が開いているところがフェアウェイになっているので、ここを転がしてバンカーの右まで運ぶとよい。コースの右側には一部盛り上がりがあるので、攻める方は注意。
C-8 56m par4
右曲りのホール。コーナー付近には木やバンカーがあるのに対し、ショートカットルートはかなり開けている。
まさにこのホールは、「ショートカットを誘う」といわんばかりの設計だ。
しかし、こちらのルートも、道中がずっとラフで、しかも飛ばしすぎると奥の道路に面したネットに引っかかりOBになったりして、決して楽なルートではない。
またグリーンはやや盛り上がりが見られ、パットの際も注意しなければならない。
↑こちらはC-8番グリーンを後方から撮影した様子。
盛り上がっていて、奥(写真で言う手前)にネットがある。
D-2 44m par3
グリーン手前で左に曲がり、さらにグリーンはマウンド状。
バーディは難しいパー3である。
D-4 75m par5
下りながら樹木を抜けるこのホールは、攻略のし甲斐があるホールだ。
写真右側、赤い人のいるあたりからやや左辺り狙うと、傾斜でグリーン手前に持っていきやすい。
D-8 62m par4
右曲がりのホール。ショートカットルートもある。それは、木とネットの間を抜くこと。
これで、ある程度勢いのあるボールは、グリーン手前の下りに乗って、ワンオンできる。
D-9 46m par4
A-9、C-9同様、クラブハウスに向かって打つホールである。
下りなので力加減には注意が必要。
C-3 70m par4
左曲りのホール。バンカーを越えたあたりまで飛ばせば、2オンは楽。
1オンを狙う人もいるが、この日はラフが深く、なかなか遠くには転がらなかった。
C-4 45m par3
下っているホール。実はほんのり左傾斜もかかっており、油断すると途中のバンカーに吸い込まれる。
C-6 70m par5
下りのホール。幅の広い部分の木の間を抜けることを優先して打ちたい。
E-8 46m par4
右にはバンカーとOB、左には樹木群がある左曲りのホール。
ショートカットに成功するには、樹木群のギリギリ右がポイントになるシビアなショットを要求される。
F-2 57m par4
途中に木がある右ドッグレッグホール。
一緒に回ったY本氏はボールを打ち上げるショットで難なくラフも無視してワンオンさせていたが、筆者はアッパーショットの技術に乏しいため通常通り攻めた・・・。
F-4 64m par4
グリーン手前の木のせいで、左にピンがあるとアプローチが難しい。
ロングヒッターは、グリーンの右か奥につけて、そこから寄せる手もある。
↑ちなみにこの木は14本も並んでいる(写真の白い人がいるあたり)。
ただ、ティーグラウンドから見ると、1本しかないように見える。
F-6 56m par4
平坦ながらトリッキーなホールの多いFコースだが、ここもそれに該当する。
グリーン左右手前にOBゾーンがあり、ミスショットを吸い込んでくる。
自身がなければバンカーの右あたりに1打目を刻もう。
F-9 53m par4
最終ホールは、やや右曲がりで打ち上げのパー4。
バンカー左端にかかるくらいのラインで打って、ワンオンを目指してみよう。
最後までご覧いただきありがとうございました。