シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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調査No.427 登別市・パークゴルフ俱楽部ジャンボ(閉鎖済み)【シュンパゴの思い出】

※このパークゴルフ場はもう数年前に畳んでしまっていますが、色んな意味で記憶にも伝説的にも残ったコースだと思ったので、敢えて調査番号のナンバリングを付けて紹介します。

今回は、もう閉鎖済みではありますが、伝説のPG場を紹介…。

北海道胆振管内登別市にあった「川上自然公園 パークゴルフ俱楽部ジャンボ」である。

このコース、登別市のはずれ、幌別地区(要するに室蘭寄り)にあった。

 

ダムの上流近辺の道路を走らせると、18ホールのコースが見えてきた。

 

初めに断っておくが、ただの18ホールではない。

18H、パーは721153m

ゴルフ規格のパー数のコースなのだ。

通常のパークゴルフ国際規格では、パー66、1000m以内となっている)

 

その為、公認コースではないのだが、ジャンプ台、激しい起伏、川越えホール、115mのパー5のホールなど、パークゴルフの楽しさを最大限に引き出したコースなのである。

当時、梶原順治氏が作っていたパークゴルフ雑誌「パークゴルフビュー(←知ってる方いるかな…w)」には、このコースのことを「パー72の超戦略的コース」と銘打っていた。

 

 

 

初めて、しゅんY12(シュンパゴ)が本コースに訪れたのは2004年の夏。

当時、シュンパゴは中学2年生であった。

当時から猛威を振るう難易度、手ごわいコースとして知られていた。

中でも突飛なレイアウトを誇るコースを4ホール紹介しよう。

なお、写真ではなく、イラストで紹介しますので予めご了承ください。

 

 

3番ホール 35m/par3

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このホールは、ティー直後にジャンプ台があり、グリーン手前でやや左に曲がる。

そして、イラストにもある通り、左右の柱から天空にバケツが吊るされている!

これが伝説の「空中カップだ。

このカップに入れれば、無条件でホールインワンというローカルルールがある。

グリーン奥はラフで、急な下りになっている。

 

 

8番ホール 72m/par4

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パークゴルフ俱楽部ジャンボには個性的なホールが幾つもある。

8番もそのひとつだ。72mの打ち下ろしパー4。

55m付近にジャンプ台があり、その直後に小川が流れている。

勿論この小川はウォーターハザード。

だからといって、パワーヒッターがワンオンを狙いイーグルを奪おうとすると、今度はグリーン奥のOBが敵となるのだ。

「川を越えて、なおかつ止める」という打ち筋を求めてくるわけだ。

 

 

 

11番ホール 30m/par3

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ところ変わって11番ホール。

今度は右に曲がる斜めのジャンプ台ホールだ。

バンクした右傾斜に、ジャンプ台がある。これをボールが越えると、

右に大きくボールが跳ねる。

見た目でびっくり、プレーして驚きのホールだったのだ。

 

 

 

16番ホール 115m/par5

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左側が林、道中にコース中央に木と右傾斜。

その後、70~95m付近は登り。

95m付近で右にほぼ直角に曲がり、グリーン手前で急に下る

距離も難易度も強烈にインパクトを与えたホールだ。

パークゴルフ俱楽部ジャンボの終盤の難所として名高い。

思い切り飛ばしてもコースの角までがとにかく遠く、

グリーンへのアプローチでは、下り傾斜を転げすぎない

繊細なパワー読みが求められる。

グリーンをこぼれるとOBとなってしまう。

ここは4打のバーディーでも万々歳なホールである。

 

 

 

おわりに

上記が「パークゴルフ俱楽部ジャンボ」の個人的な名物ホール4選だ。

コースの管理について、晩年(2007~08年ごろ?)は芝も悪く

なっており、ちょっと残念であった。

しかし、上記のような名物ホールや、3番の空中カップ(バケツ)

などは、当時のパークゴルフ界ではかなり異質で、なおかつ

視覚的にも衝撃に残った。

私も、空中カップを見たとき「!?」と感じていた。

本当に、勿論いい意味で面白いコースであった。