●のどかで、強い風が吹く馬の背フェアウェイ主体のコース
北海道の空知管内長沼町にあるパークゴルフ場。サクラとライラックの2コース、36ホールからなるコースである。
僕が生まれて初めてパークゴルフをプレーしたコースで、当時は18ホールしかなかった。
しかし2001年頃に新コースが完成し、2008か9年ごろ(うろ覚えで申し訳ない)には、一部のホールの距離が伸びるリニューアルが施された。
最終調査日 2018/4/21 難易度6(番号が大きいほど難しい)
サクラ・ライラックコースとも、前半OUTと後半INに分かれている。
コース案内板
【サクラコース】793m・パー66
サクラ OUT 1H(75m・パー5)
真っ直ぐに伸びるロングホール。グリーン目前で曲がっているが、真っ直ぐに狙える。コース左には縦に長いバンカーが待っている。
図ではこんな感じ
サクラ OUT 2H(53m・パー4)
左に曲がり、グリーン目前で下り勾配が付いたミドルホール。春先・秋口ならラフが短めなので、ショートカットの1オンもできる確率は上がる。グリーンの左側にバンカーが2個ある。
サクラ OUT 3H(25m・パー3)
左右から池がせり出すホール。しかし、その池に入る確率はほぼゼロと言ってよい。グリーンがドーム状に盛り上がっており、春先・秋口だとボールが転がりやすくなり難易度はかなり上がる。傾斜近くにピンがある場合は、パットの得意不得意がかなりスコアに影響してくるだろう。
ホールをクリアした後は、この神社風の橋を渡る。
サクラ OUT 4H(65m・パー4)
初期は70mのパー5だったホール。コース序盤は盛り上がってフェアウェイが狭くなっており、左右に流れる傾斜がある。そこを越えると、右側にバンカーのある窪地がいくつも待っている。コントロールが何より試されるホールだ。
サクラ OUT 8H(55m・パー4)
左からOB、右から四角錐のマウンドがせり出し、S字コースを形成している。左のOBギリギリを狙い、直線的に狙うことができる。
サクラ IN 2H(75m・パー5)
左にドッグレッグしているホール。コーナーをショートカットすることもできるが、コーナー内側のくぼみに注意。
この写真はコーナー付近からグリーンのほうを向いて撮影している。
サクラ IN 5H(45m・パー4)
右にドッグレッグしているホール。最短ルートには、ラフがある上、マウンドもある。グリーンが2手に分かれている(写真参照)。右側にピンが立つこともある。
サクラ IN 6H(25m・パー3)
グリーン目前に山があり、急な下り傾斜があるためアプローチの力加減に神経をつかうホール。山の先で止まる感じの強さで打つのがちょうどいいが、これが難しい。
サクラ IN 7H(70m・パー4)
コースリニューアルが行われる前は、45mのホールであった。右に曲がっており、サクラIN5番と同様にグリーンが二手に分かれている。
サクラ IN 9H(40m・パー3)
サクラコース最終18番は、馬の背状のフェアウェイでラフに入りやすい。そして、グリーンも盛り上がっており、ボールが転がってしまいやすい。アプローチとパットの腕が試される。
【ライラックコース】829m・パー66
ライラック OUT 3H(65m・パー4)
かつては45mだったこのホール。左に緩く曲がっており、直線的に狙うのがやや難しい。コースの右側にはOBの植栽もある。
ライラック OUT 6H(45m・パー4)
左曲がりのホール。コーナー内側にラフのマウンドがあり、ワンオンのイーグルを狙うならこれの越え方が大事である。
ライラック OUT 7H(70m・パー5)
左に弧を描くように曲がったロングホール。コースが馬の背状になっており、左右のラフには打ちにくい溝がある。これにはまらないようにして打ちたい。パワーにある程度自信があれば、コースの左側のラフを狙って強めに打ってショートカットしよう。
ライラック OUT 9H(50m・パー4)
左に曲がるホール。コーナーの内側にバンカーがあり、それを越えて攻めるとワンオンできる。コーナー内側には溝もあり、それにはまらないよう注意する。
ライラック IN 2H(80m・パー5)
左にほぼ直角に曲がるパー5。コースが馬の背状になっていて、曲がった後はフェアウェイ左右サイドに合計4つのバンカーが待っている。どのようにして攻めるか、戦略の組み立ても重要になる。
ライラック IN 4、5H(ともに25m・パー3)
連続してのショートホール。ここで貯金を作りたい。
しかし、ライラックIN5番は、グリーン奥が急な下りで、その先にOBがあるのでややプレッシャーになる。
ライラック IN 6H(55m・パー4)
狭いフェアウェイが左に曲がり、コーナー内側にバンカーがいくつもある。このくぼみをクリアして一気に攻めたいところ。コースの道なりに攻める場合は、フェアウェイが狭いので注意。
ライラック IN 7H(50m・パー4)
馬の背のフェアウェイのためラフに流れやすく、左右にバンカーもある。コースがやや右に曲がっており、ワンオンを狙うなら、やや右側を狙うといい。
ライラック IN 9H(40m・パー3)
最後は盛り上がったフェアウェイを通してグリーンを目指す。
気を抜かずにボールに集中したい。
このコースは遮るものが少なく、風が強く吹きやすい。また馬の背状に盛り上がったフェアウェイも多いので、コントロールも試されるといえる。
コース内に広がる池
長沼のコースは芝の管理が徹底されており、料金も安いのが特徴だ