シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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【パークゴルフ】JALカップ2016(22nd)感想、緑の魔物を制して、ガラスのグリーンの覇者になれ!

JALカップ全日本パークゴルフ選手権第22回。
9月29日にuhb北海道文化放送で放映。その録画したものを見た感想になる。


今回は恵庭市「恵庭花夢里パークゴルフコース」で行われた。
2日間72Hのストロークでの個人戦

花夢里パークは2006年に新コース(里・恵庭岳コース36H)が作られ、ゴルフ芝のベント芝グリーンでコースが作られている。
高速グリーンなため「ガラスのグリーン」ともいえる。
わずかな傾斜でかなりボールが走ってしまう。

今大会の出場者で最年少なのは函館に住む高校生。
いよいよ新たなる世代の選手も登場している。

2001年オープン当初からある(花・夢コース36H)は距離が短かったものの、コースの敷地を改良するなどして距離を増強。これにより劇的に難しくなったホールも登場している。
まさしく屈指の難しさを誇る。


花夢里でとりわけ厄介なのは曲がった構造のホールの設計。
これによりショートコースでも2打で上がるのはかなり難しいのだ。
さらにグリーンは先述したように速い。

いくつかコースについて語っていく。

s-カムリ花夢 (3) 
花OUT-6 72m/par4
右側がOB、横長のグリーンが特徴。
グリーンも起伏があり、パットテクニックが問われる。

s-カムリ花夢 (6) 
花IN-6 55m/par4
急な左傾斜。引っかけたボールは容赦なく大木の方に吸い込まれる。


s-カムリ花夢 (16) 
夢-IN8 100m/par5 
左に曲がるホール。ティーから二番目の、盛り上がっているコーナー付近にティショットを到達させたい。 しかしその後もややS字にコースがなっていて、ここからグリーンまでの距離も長い。
3で上がれれば上級者のレベル。


s-カムリ里 (4) 
里-OUT2 100m/par5 
馬の背フェアウェイ+打ち上げのコンボ。おまけに右にやや曲がっている。
それゆえティーショットが安定して打てないとラフに入り、そこから何度も出られなくなるなどの大叩きも考えられる。
かといってアプローチで強く打ち過ぎてもベント芝の高速グリーンをボールは一気に駆け抜けてしまい、苦しい場面をつくってしまう。

里A-7解説 
里OUT-7 30m/par3 
短いホールだがコース構成は馬の背フェアウェイ。
途中にマウンドがある、奥行きのないグリーンを狙う、というホール。

恵庭岳IN-9 94m/par5
恵庭岳コースOUTの9番ホールと似た構造の打ち下ろしホール。
正確にフェアウェイを狙って飛ばせば、1打目で下り坂の終点付近までは転がる。
しかしグリーンも盛り上がりアプローチは気が抜けない。

グリーン左半分をはじめ、大抵はグリーン外に逃げる傾斜だ。

パットも油断したら外してしまう。高速グリーンの恐ろしさである。



上記のホール以外も個性ある設計がなされており、どのみちかなり手ごわい。

しかし今大会、ピンポジションの難易度としては普通。
天気も恵まれていた。

結果的には男子は優勝者スコアは201打。
女子は221打が3人。3人でのプレーオフという激戦となりその中で
最後まで競り勝ったのは帯広の名プレーヤーT保氏。
彼女はJALカップ3連覇を果たした。

そのT保氏は優勝インタビューで感極まっていた。




今は週末プレイヤーの私。


…練習できる時間が確保できるならば

数十年後でもいいから私の夢であるJALカップ男子総合10位以内」

叶えたいところだ。


ロマンあふれる夢を、いつかは叶えてみたい!

長い長い夢だから、その楽しみをずっと持っていたい…!