シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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留寿都村・ふれあい公園パークゴルフ場【シュンパゴ独自調査】

●川のやさしいせせらぎとは裏腹に、深いラフ・細いフェアウェイ・樹木などあらゆるハザードを盛り込んだ、マニア的難関コース

 
北海道後志管内留寿都村
道の駅「230ルスツ」から谷側の方に車を走らせると、穏やかな林間と綺麗な川のせせらぎとともにその36ホールのコースは現れる。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (1)
しらかば・せせらぎ・みずなら・きよみず の4コース36H。
コースの名前からして易しそうな感じではあるものの、実際にやってみるとその難易度の高さが分かるであろう。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (3)
ふかふかした深いラフ(上写真、左手前の黄色い奴がボール)。
フェアウェイもあまり球足が速くない。ハードヒッターでないと苦戦する。またドッグレッグも多く用意されており、中にはPar3でのドッグレッグもあるので2打で上がりにくい。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (2)
そのため夏場、朝のラウンド、雨の日では転がりにくいラフがさらに手ごわくなり、球速がすぐに死んでしまう。ラフをかわせる上げ球ショットはかなり重要になってくるだろう。
加えてOBのある狭いコースもあり難易度に拍車をかける。穴場的な難コースである。
 
難易度:>>>>>>>>>

ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (4) 
しらかば-1 31m/par3
やや打ち上げ、しらかばの木の中にグリーンがある。しっかり集中してブレないショットを放っていきたい。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (5) 
しらかば-2 84m/par5
ややS字状のパー5。右手には樹が、左側には低木が待っている。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (6) 
しらかば-5 50m/par4
※グリーン側から撮影
左傾斜とグネグネしたフェアウェイがなんとも印象的なコース。
出来る限り右を狙って、ラフで勢いが殺がれることを計算に打てばワンオンも狙える(水色ルート)
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (7) 
せせらぎ-2 60m/par4
右ドッグレッグのホール。狭いフェアウェイ、左右にOB、右に強く曲がる傾斜、3本立ちはだかる木が厄介。
1打目の成否でスコアは大きく変わる。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (8) 
せせらぎ-4 90m/par5
左ドッグレッグの打ち下ろしホール。
一打目で60~65m程度の左コーナーにつけてしまいたい。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (9) 
左コーナーを曲がっても、奥に吸い込むような傾斜があるため、油断しないように。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (10) 
せせらぎ-5 33m/par3
右にやや曲がる打ち上げ。右に三本ある白樺の一番左の木のすぐ左を、ロブショットでラフごと越してしまいたい。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (11) 
せせらぎ-6 34m/par3
左ドッグレッグ(ネットが組まれ近道不可)のパー3。
2オン1パット、しっかり打ち下ろしを制してパーセーブで乗り切ろう。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (12)
せせらぎ-7 51m/par4
左ドッグレッグのホール。打ち上げだ。
グリーン近辺は左に強い傾斜、グリーン本体は右に強い傾斜がある、ねじれた傾斜に注意。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (13)
せせらぎ-8 55m/par4
緩やかに右に曲がる打ち下ろし。これまた計算しつくされたかのように木が配置されワンオンを拒む。フェアウェイ通りに打つか、少しオーバー気味にコース通りに進めるのが吉。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (14)
みずなら-2 46m/par4
驚愕の橋渡しS字ホール。パー4だが3オンが精いっぱいだ。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (15)
その理由はこうである。
2打目で横向きの人工芝の橋を渡らなければならない。
赤い矢印通りに進めて、パーセーブしていこう。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (16)
みずなら2番 グリーン側から撮影
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (17)
みずなら-3 30m/par3
一難去ってまた一難。
右ドッグレッグのホール。しかしPar3である。
右の4本の木が邪魔で、しかも左に逃げようとしたらOBに吸い込む傾斜があるためセーフティポイントは限られる。パーで行けたら御の字だ。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (18)
みずなら-5 74m/par5
狭いフェアウェイ、打ち上げのホール。コース内にわざわざ木を組み込むという鬼のような設定…
空中系ショット(ライナーやロブ)の強打でラフもドッグレッグも無視できれば展開は楽になる。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (19)
さらにグリーンにも木がある。
木の奥にピンが立ったら、かなり手ごわいアプローチが待っている。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (20)
しらかば-6 53m/par4
羊蹄山の残雪が印象的。左に曲がる打ち下ろしのホール。
フェアウェイ通りに強めに打って、悪くても3で上がりたい。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (21) 
しらかば-9 40m/par3
蛇行したフェアウェイにOBや木が絡み、相変わらずの高難易度が続く。
やはりここも空中系ショットで真っ直ぐ打てるのが理想。これでラフは無視したい。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (22)
きよみず-2 40m/par4
グリーン近辺になって大量にトラップが待ち受ける。
大きなマウンドでフェアウェイキープを困難にし、木がグリーンを守るまるで要塞のようなコース。
1打目は右のラフに入ってもいい。木の間を抜いてグリーンを狙える角度なのだ。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (23)
きよみず-3 40m/par4
蛇行した狭いフェアウェイ、左には石の地帯、右にはOB。
馬の背フェアウェイなため、安定策としてはコースの中央を走らせ、30m付近の右のラフにつける。ラフのアプローチショットを決めてバーディ狙い。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (24)
きよみず-4 27m/par3
何度目かのドッグレッグパー3。これでもかとバーディを取らせたくないのか……
とりあえず1打目は上がりなので、やや強く打っておく。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (27) 
きよみず-8 75m/par5
意地の悪いコースが多い中で珍しい直線ロング。木の左を通して無難にこなしたい。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (28)
きよみず-9 24m/par3
右のしらかばも左のOBも気にしない。
狙った角度で打てるかがバーディのカギ。最後まで精神集中。
 

●スコア
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (29)
今までいろんなパークゴルフ場行ってきた。
それでもかなり上位に入る難易度と感じた。ラフ出しや狭いコースに手を散々焼いた。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (30)
ラフ出しミスの他にも、OB行きなども相まって大苦戦を強いられた。
 
32-38-39-31 = 140打
久々のオーバーパー(+8)。これはこのコースしっかり対策しておかないと痛い目に遭うなと。
 
ルスツ 留寿都村 ふれあい公園PG (26)
でも…この美しいせせらぎは癒されるレベルであった。
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
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