シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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恵庭市・恵庭花夢里パーク(里・恵庭岳コース)

北海道石狩管内南部、恵庭の奥座敷にある「恵庭花夢里パーク」の里・恵庭岳コースの解説。

花・夢コースはこちら

グリーンの芝はベント芝。ローンスケープ輪厚同様に転がりやすい。

Par3のホールでもドッグレッグしたものが多くパーすら危うい設定もある。

収録日、里コースが2015年夏。恵庭岳コースは2012年夏。

難易度:>>>>>>>>>


s-カムリ里 (1)

【里コース】

s-カムリ里 (2)

8月に「ザ・プレイヤーズ選手権」が開催されるため、ピン位置を厳しくしているとのこと。

s-カムリ里 (3)

里-1 30m/par3

横幅の広いグリーンはピン位置が左だと急激に難易度を増す。

s-カムリ里 (4)

里-2 100m/par5

馬の背フェアウェイ+打ち上げのコンボ。

坂を登りきった後に高速グリーンが待っているので、微妙な打ち上げ方が重要だ。

s-カムリ里 (5)

里-5 45m/par3

丘を越えるため、ティーからグリーンが見えない。

グリーンは左側の傾斜がかなり強い。右からのパットが失敗した場合、痛手を負う。

s-カムリ里 (6)

里-6 70m/par4

右ドッグレッグの池の中にグリーンがある打ち下ろしホール。

ピン位置は左側。つまり飛ばしすぎても2打目で池に遮られがちになる。

s-カムリ里 (7)

里-9 65m/par4

馬の背フェアウェイから右に曲がり、池と池の間に挟まれたフェアウェイを狙うホール。

基本に忠実、2オン1パットで前半のトリを締める。

s-カムリ里 (8)

里-12 40m/par3

ドッグレッグなのにパー3、そしてコース右側が深くなっているなど、かなり的確なショットを求められる。

ここでのバーディは困難だ。

s-カムリ里 (9)

里-14 100m/par5

左になだらかに曲がる大きな打ち下ろしのホール。

しかしラフに引っかかると、勢いは殺がれてしまう。そしてグリーン近辺も手ごわい。

グリーン目前で右に曲がり、グリーンは池に囲まれている。

s-カムリ里 (10)

里-15 68m/par4

S字になったコースから急な打ち上げになるホール。アゴの高いバンカーと木々が待つ

右側はかなり厄介な場所。

s-カムリ里 (11)

里-16 45m/par3

打ち下ろしで池に面したグリーンを狙う。グリーンも逆受けで止まらない。

縦のパワー調節がとにかく重要。

【恵庭岳コース】

1H 71m par4 難易度★★★


打ち上げミドルホール。コーナーにつけるのが定石だが、力強く打てるなら左の岩にバウンド、なんてこともできる。ただしややリスクがある。


2H 29m par3 難易度★★★★


コースがやや右に傾き、グリーンも右傾斜となっている。ベント芝グリーンだけあって転がりやすい。少なくとも、下りのパットにならないよう攻めたい。



3H 57m par4 

難易度★★★


左に曲がる打ち上げホール。ボールを打ち上げられる技術があればワンオンも狙えるが、打ち上げられる技術がない場合は、ごり押しで行くとラフに勢いを殺される場合がある。




4H 38m par3 

難易度★★★★


コースが右に左に曲がる。そして起伏も馬の背状と、コントロールが問われるホールだ。グリーンも多少盛り上がっている。強く打ちすぎると、山のふもとのラフから打つことになり、厳しいライとなる。


5H 64m par4 

難易度★★★


途中に2つマウンドがある。左がバンカーと岩があるため、コントロールの善し悪しが問われる。1打でグリーン近くまで行ければ、バーディは堅い。



6H 51m par3 

難易度★★★★★


長いうえに曲がっているかなり厄介なパー3。
コースが馬の背状なうえ、岩まである。パーでクリアできれば御の字だ。ロブショットで岩を越すという荒業もある。


↑岩の前にボールが止まると厄介なことになる、もうパーの目はないと思ってよい。



7H 30m par3 難易度★★★
グリーンは左半分が左に傾斜している。ピン位置にもよるが、アプローチの寄せがカギだ。


8H 61m par4 難易度★★★★


右曲がりのダウンヒルホール。グリーン右手前で右奥に下っているので、ワンオンも狙える。しかしちゃんとトラップもある。グリーン左手前に、大岩があり、これに行く手を阻まれると、一気に苦しい展開になる。


9H 92m par5 

難易度★★★


なるべくなら3か4で上がりたいホール。
下りになっていて、崖の間を抜いていくホールだ。崖に必要以上にボールをこすると、勢いが弱まって2打目以降の距離が残りがち。1打目で上手く正確に打って、先手必勝で臨みたい。



10H 35m par3 難易度★★★★★


6番ホール同様バーディを取るのは至難の業。
きつく折れ曲がった左ドッグレッグに加え、5個の石が待ち構える。ここもパーセーブできれば御の字。



11H 38m par3 難易度★★★★


前ホールと比べるとまだましな部類だが、ここも厄介なパー3。
打ち上げで、やや右曲り。右のラフをギリギリ狙うコントロールが問われる。少しでもそれるとラフやバンカーに引きずり込まれる。



12H 46m par4 難易度★★★


右奥に下るパー4でワンオンも狙える。しかし狙いすぎると奥の植栽にはまってしまう。



13H 61m par4 難易度★★★★


左ドッグレッグの打ち上げミドルホール。少しでもラフに行くとバンカーや岩の前に引きずり込まれるシビアな構成だ。
フェアウェイに真っすぐ打つ、基本に忠実な方法で攻めるのをお薦めする。




14H 32m par3 

難易度★★★★ 


上りのショートホール。 ※この写真はグリーン側からの撮影
右にそれるとラフに引き込まれ、グリーンも緩やかだがドーム状に盛り上がっている。正確に狙えないとバーディは厳しい。



15H 70m par4 

難易度★★★ 


やはりフェアウェイが馬の背状で、コントロールの問われる構造だ。
とはいえグリーンを狙えるパー4なので、できる限りグリーンに近づけたい。




16H 40m par3 難易度★★★
40mという微妙な距離のパー3。そして左右にバンカーが待っている。集中力を途切らせるな。



17H 45m par4 難易度★★
左にバンカーがある、短くまっすぐなパー4。バーディは狙いやすいが、上級者になるとワンオンイーグルが目標、の世界となる。



18H 94m par5 難易度★★★


OUTの9番ホールと似た構造の打ち下ろしホール。
正確にフェアウェイを狙って飛ばせば、1打目で下り坂の終点付近までは転がる。
しかしグリーンも盛り上がり、グリーン左半分をはじめ大抵は外に逃げる傾斜。
アプローチも、気を抜かずに。


●総評
大抵のコースはラフ寄りに傾斜がついた「馬の背式」フェアウェイで、コントロールが悪いと大苦戦を強いられる。グリーンもベント芝の高速仕様で、これはパットのフィーリングが普通のグリーンと比べて全く言っていいほど違うのだ。十分注意して打ちたい。