北竜町ひまわりパークゴルフ場は、北海道空知管内北竜町のパークゴルフ場である。
夏期には、この北竜町を代表する花である大量のひまわりが咲き、より景観に華を添える。
2011年度JALカップ全日本パークゴルフ大会の会場でもある(共催は雨竜町の雨竜町パークゴルフ場)。
●コース
コースはいちい、ひまわり、さくら、ドラゴンの4コースで、全36ホール。
さくら・ドラゴンコースは起伏が強く難関。このあたりからはひまわりもよく見える。
↑コース案内板。この写真のみクリックで大きくできます
パー4はドッグレッグが多く、ショートカット防止のバリケードまで仕掛けてある徹底ぶりだ。
そのためスコアの稼ぎにくいホールも多く、コーナーに的確に打つテクニックも問われる。
難易度:>>>>>>>>>>
2013/8/11調査
(2007/8/19撮影の写真もあり)
いちい3H 67m/par4
右に山があり、左にOBのあるホール。山越えがベストだが、トラップの位置的に精神的プレッシャーにもなりやすい。
いちい4H 87m/par5
ほぼまっすぐ伸びるホール。フェアウェイがやや狭いので注意。
いちい6H 64m/par4
左ドッグレッグホール。コーナー付近にバンカー、OBなどがあり、基本に忠実に攻めるのが無難だ。
いちい9H 59m/par4
左も右も奥もOBだらけのホール。
フェアウェイ通りに攻めて行けば何の問題もないのだが。
ひまわり2H 53m/par4
左ドッグレッグで、右側はOB。ラフの丘がコーナー内側にある。
ある程度飛距離があれば、ラフ山を越えていきたい。
ひまわり3H 91m/par5
距離のあるホール。おまけにフェアウェイも狭く、左ドッグレッグも相俟ってやけにコースが狭く感じる。
ひまわり4H 44m/par3
ドッグレッグの厄介なパー3。コーナーのインに白樺が待ち受ける。
ひまわり7H 73m/par4
長いパー4。コーナーまでしっかり運び、2オンワンパットの基本に忠実なバーディを目標にしたい。
さくら3H 58m/par4
狭いフェアウェイが直角に曲がる厄介なホール。
コーナー後はこんな感じ。曲がった後も狭く、ポジション取りを僅かでも誤るとラフ越えとなる。
さくら5H 45m/par4
右ドッグレッグ、バンカー、小山、OB植栽と、トラップをぎゅぎゅっと詰め込んだかのようなパー4。
大会参加者など上級者はOBの植栽の木の間を狙うというアクロバティックなショットでワンオンを狙う・・・らしい。
さくら7H 61m/par4
北竜では珍しくワンオンの狙えるパー4。
バンカーの淵のすぐ右を通り、起伏の傾斜に乗せてグリーンオンすればよい。
さくら8H 38m/par3
ヒマワリが奥に映える、うねる起伏のあるパー3。
さくら9H 44m/par4
直角に右に曲がるホール。ネットのギリギリ左を飛ばせばグリーンに近づくが、飛ばしすぎるとOBなのでこれも注意。
ドラゴン1H 34m/par3
マウンド越え、右向きの傾斜がかかっているホール。グリーンも砲台状で右の傾斜がある。
ドラゴン2H 90m/par5
打ち上げの上に起伏に富むタフなパー5。中盤の大きな起伏の左奥にバンカーあり。
ドラゴン5H 39m/par3
右傾斜ときついマウンドやせり出すラフなどが難易度を上げるホール。的確に打てないと苦しめられる。
ドラゴン6H 50m/par4
右に曲がるホール。とはいえ外に逃げる傾斜なためフェアウェーキープしにくい。ラフを越す実力さえあれば、ワンオン狙い、はい以上。なのだが。
ドラゴン7H 72m/par4
池を迂回するUターン式フェアウェイの名物ホール。
OB杭と松の間を狙って打てば残り距離を詰められる。ただし飛距離が短いと次で池を囲うネットが邪魔になる。
↑コーナー後から撮影
↑グリーン側から撮影
ドラゴン9H 32m/par3
2個の起伏がある最終ホール。2つめの起伏は左に傾いているので、右側を狙う絶妙なコントロールがカギを握っている。
【総評】
前述通り、パー4は曲がったホールも多く、また距離もあるため、スコアを稼ぎにくい。
それでも夏季のヒマワリのすばらしさは圧巻で、一見の価値はある。初心者にもおすすめだが、挑戦的なホールもあるため中・上級者にもおすすめである。
ちなみに、パークゴルフ場から道の駅「サンフラワー北竜」まで1kmほど。