※この記事では「札幌PGC 福移の杜コース」のらいらっくエリア36ホールについて紹介します。
すずらんエリアはこちらをご覧ください。
えべつ角山パークランドやPGJ茨戸コースのように、広い敷地にいくつものマウンドを用意したコースレイアウトである。9ホールの距離は470m前後が中心である。
ほぼすべてのホールが、ドーム状の「砲台グリーン」なため、アプローチの精度も問われる。
調査日:2013年5月12日 難易度6(中級者向け)
(2013年5月上旬は札幌は雨続きの日が多く、コースに水たまりが一部映っています。ご了承ください)
この記事ではライラックエリア36Hの解説を行います。
A-2 51m/par3
長いパー3。グリーン右手前にOBあり。
A-3 43m/par3
中盤の左からせり出すネットが嫌らしい。
しかもこの付近は右傾斜、すなわち、外に逃げる傾斜だ。
この傾斜にいかに捕まらないようにするか、立ち回りが重要。
A-5 55m/par4
このコースでは珍しい直角に曲がるホール。
OBが多く、きっちりドッグレッグのコーナーに付けることが重要。短くても長くてもダメなのだ
A-6 63m/par4
グリーン目前で、右に曲がるホール。ワンオン狙いだとOBエリアがあり、リスクが高い。
A-8 60m/par4
40m付近を左右がOBが迫っているホール。
コントロールの重要なホールとなる。
↑A-8 グリーン奥から撮影
B-6 60m/par4
左曲がりの長めのパー4。波打つ起伏が見られるホール。
B-7 42m/par3
グリーン奥に池があるが、やけに強く打たない限りは入らない。
スタート直後に左向きの傾斜が見られる。
B-8 45m/par3
ねじれた傾斜と終盤の左からせり出すラフが難易度を高めるホール。前半は左向き、後半は右向きの傾斜がある。
C-1 95m/par5
真っすぐに伸びるホール。左にOBがあったり、途中に大きな起伏がある。
C-6 62m/par4
2つの大きなマウンドがある。ねじれた傾斜に注意して、ショットを放とう。
C-9 37m/par3
2個のマウンドの先にグリーンがある。グリーン左・奥・右いずれもOBだ。
D-1 60m/par4
グリーン奥に池。ワンオン狙いのショットがやたら強いと、入る恐れがある。
D-3 58m/par4
序盤に左傾斜、中盤に右傾斜が見られる。スネークラインのショットになるので、ボールの行方にはきっちり気を配るべし。
D-6 94m/par5
左に曲がるパー5。普通は50m付近のコーナーにつけるが、ロングヒッターなら、様々な選択肢がある。ライナーなどの高く上がるショットが打てるロングヒッターなら、左のラフやOBを強引に越え、グリーンを狙ったりできる。
D-9 51m/par4
スタート直後の左傾斜と、大きく盛り上げられたグリーンが特徴的なラストホール。
↑グリーン側から撮影。盛り上がりがきつく、パットを強く打つと、向こうまで転がる恐れも高く、外した場合のリスクが大きい。
らいらっくエリアは以上になります。
【総評】
えべつ角山やPGJ茨戸のような起伏に富んだコースだった。
グリーンはほぼすべてが砲台式なため、しっかりとしたアプローチとパットの技術が求められる。
複合した起伏も多いため、ボールの転がりには注意する必要があるコースだった。
ちなみに、コースの近くにバス停があるが、帰り(札幌市街地方面)のバス停に直結する横断歩道が近くにないことに注意である。