シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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札幌市北区・札幌パークゴルフ倶楽部福移の杜コース/ライラックエリア

※この記事では「札幌PGC 福移の杜コース」のらいらっくエリア36ホールについて紹介します。 

すずらんエリアはこちらをご覧ください。

(福移の杜 すずらん) (1)

札幌市最大級の全72ホールあり、ライラックエリアとすずらんエリアが36ホールずつ用意されている。 


えべつ角山パークランドやPGJ茨戸コースのように、広い敷地にいくつものマウンドを用意したコースレイアウトである。9ホールの距離は470m前後が中心である。

ほぼすべてのホールが、ドーム状の「砲台グリーン」なため、アプローチの精度も問われる。 


2013年秋に、パークゴルフのメジャータイトルJALカップ パークゴルフ全日本選手権が開催。 
調査日:2013年5月12日 難易度6(中級者向け)
みんごる 難易度アイコン (6) 

(2013年5月上旬は札幌は雨続きの日が多く、コースに水たまりが一部映っています。ご了承ください) 

 この記事ではライラックエリア36Hの解説を行います。

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A-2 51m/par3 
長いパー3。グリーン右手前にOBあり。

a3.jpg

A-3 43m/par3 

中盤の左からせり出すネットが嫌らしい。
しかもこの付近は右傾斜、すなわち、外に逃げる傾斜だ。

この傾斜にいかに捕まらないようにするか、立ち回りが重要。


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A-5 55m/par4 
このコースでは珍しい直角に曲がるホール。

OBが多く、きっちりドッグレッグのコーナーに付けることが重要。短くても長くてもダメなのだ


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A-6 63m/par4 
グリーン目前で、右に曲がるホール。ワンオン狙いだとOBエリアがあり、リスクが高い。

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A-8 60m/par4 
40m付近を左右がOBが迫っているホール。

コントロールの重要なホールとなる。


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↑A-8 グリーン奥から撮影



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B-6 60m/par4 

左曲がりの長めのパー4。波打つ起伏が見られるホール。

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B-7 42m/par3 
グリーン奥に池があるが、やけに強く打たない限りは入らない。

スタート直後に左向きの傾斜が見られる。


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B-8 45m/par3 
ねじれた傾斜と終盤の左からせり出すラフが難易度を高めるホール。前半は左向き、後半は右向きの傾斜がある。

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C-1 95m/par5 
真っすぐに伸びるホール。左にOBがあったり、途中に大きな起伏がある。


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C-6 62m/par4 
2つの大きなマウンドがある。ねじれた傾斜に注意して、ショットを放とう。

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C-9 37m/par3

2個のマウンドの先にグリーンがある。グリーン左・奥・右いずれもOBだ。


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D-1 60m/par4 
グリーン奥に池。ワンオン狙いのショットがやたら強いと、入る恐れがある。

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D-3 58m/par4 
序盤に左傾斜、中盤に右傾斜が見られる。スネークラインのショットになるので、ボールの行方にはきっちり気を配るべし。

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D-6 94m/par5
左に曲がるパー5。普通は50m付近のコーナーにつけるが、ロングヒッターなら、様々な選択肢がある。ライナーなどの高く上がるショットが打てるロングヒッターなら、左のラフやOBを強引に越え、グリーンを狙ったりできる。


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D-9 51m/par4 
スタート直後の左傾斜と、大きく盛り上げられたグリーンが特徴的なラストホール。

d9-奥から 
↑グリーン側から撮影。盛り上がりがきつく、パットを強く打つと、向こうまで転がる恐れも高く、外した場合のリスクが大きい。

らいらっくエリアは以上になります。 

【総評】

えべつ角山やPGJ茨戸のような起伏に富んだコースだった。

グリーンはほぼすべてが砲台式なため、しっかりとしたアプローチとパットの技術が求められる。

複合した起伏も多いため、ボールの転がりには注意する必要があるコースだった。  


ちなみに、コースの近くにバス停があるが、帰り(札幌市街地方面)のバス停に直結する横断歩道が近くにないことに注意である。