シュンパゴ / しゅんY12の部屋【パークゴルフ場紹介ブログ|北海道内を中心に500カ所以上網羅】

北海道十勝地方で生まれた三世代スポーツ「パークゴルフ」のコース研究を主にしています。その他、ゴルフゲームとかの感想・攻略など。「みんなのゴルフ」で自作ゴルファーを作ったり、「ゴルフPGAツアー2K21」で自作コースを設計したりしています。「2K23」については姉妹ブログ「シュンゴル共和国」を参照。

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札幌市南区・エルクの森パークゴルフクラブ【シュンパゴ独自調査】

札幌市南区藤野の1993年開業の名門老舗パークゴルフコース。

とても札幌市にあるとは思えない緑豊かな庭園風コースである。

 

バスでこのコースに行くなら、地下鉄南北線真駒内駅まで行き、そこからじょうてつバスで「藤野4条2丁目」バス停で降り、ここから徒歩8分の位置にある。

 

クラブハウスの近辺のワールド&ガーデンコース18H、その奥の山岳地帯にあるとど松&白樺コース18H、合計36Hが用意されている。

 

かつてはとど松・しらかばコースは、コース全長がそれぞれ550m前後だったことがあり、かなり難易度が高かった。しかしパークゴルフの国際規格が「9ホールで500m以内」なので、近年距離の見直しを図り、とど松・しらかばコースはギリギリ500m以下に抑えられた。

 

グリーンは盛り上がった形式のものが多く、アプローチもパットも油断できない。

 

難易度:>>>>>>>>>

 

調査日:2013/4/21

(そのためコースの端は雪が残っています)

 

 

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s-エルクの森 (1)

ワールド2H 41m/par3

途中にマウンドがあり、その先に縦長の砲台グリーンがあるホール。バーディを取るならボールの転がりはしっかり計算しなければならない。

 

 

s-エルクの森 (2)

ワールド4H 98m/par5

軽い左ドッグレッグホール。途中からコース右側にOBが出てくる。グリーンは小さく盛り上がっており、奥や右にこぼすとOB。

 

s-エルクの森 (3)

ワールド5H 30m/par3

ここは難関ホールだ。右にOBの谷があり、斜めの段差があるせいでパー3とは言えど、ワンオンをなかなか許さないホールである。

 

s-エルクの森 (4)

さらにグリーン奥にはアゴの高いバンカー。奥にこぼせば泣きを見そうだ。

 

s-エルクの森 (5)

ワールド9H 30m/par3

フェアウェイが周囲のラフより高い、「馬の背式」フェアウェイのホール。しっかり上を転がす、基礎的なコントロールが求められるホールだ。

 

 

s-エルクの森 (6)

ガーデン3H 24m/par3

狭く短いホール。グリーンも盛り上がったうえに小さい。緻密なショットを要する。

奥にこぼすとOBの憂き目に遭う。

 

 

s-エルクの森 (7)

ガーデン5H 70m/par4

ガーデンコース唯一の70m以上のホール。

左に曲がっており、的確なショットでバーディを狙おう。

 

 

s-エルクの森 (8)

ガーデン7H 27m/par4

短いが、狭く左に傾斜している。おまけに日本庭園風なOBに取り囲まれ、攻略に対しては脅威の的だ。

 

 

s-エルクの森 (9)

この階段で、とど松&白樺コースへ向かっていく。

まだ雪が残っている。

 

 

s-エルクの森 (10)

とど松1H 78m/par5

きつい打ち上げのホール。タフなショットで2オンワンパットのイーグルを目標にしたい。

 

 

s-エルクの森 (11)

とど松3H 48m/par3

これもきつい打ち上げのホール(グリーン側から撮影)。グリーンは手前が盛り上がり、奥に下っているのが特徴。

 

 

s-エルクの森 (12)

とど松5H 68m/par4

フェアウェイのこぶの並び方が美しく、個人的に好きなホール。

左に緩く曲がりつつ大きく下っていくホール。ワンオンも狙える。

 

 

s-エルクの森 (13)

とど松6H 58m/par5

今度は打ち上げ。アップダウンに負けずに一気に打ち上げていきたい。

 

 

s-エルクの森 (14)

とど松9H 58m/par3

打ち下ろしの長いパー3だ。調査日が春先だっただけにボールは良く転がる。

グリーンは周囲より高い大きな砲台グリーン。

 

s-エルクの森 (15)

↑砲台グリーンの周囲にはOBのネットがある。OBの後はこの見上げるようなリカバリーショットをしなければならないのだ

 

 

s-エルクの森 (16)

白樺2H 80m/par5

右に大きく曲がるホール。丘でピンが見えない。1打目をコーナーに付けたところでグリーンが見える。

 

 

s-エルクの森 (17)

白樺3H 60m/par4

左に崖の、右に池。つまりOBに囲まれたホール。非常にOBに落ちやすい。

コースもやや左傾斜が見られる。右側を狙って、精密なショットを打つ以外にここを無傷で切り抜ける方法はない。

 

 

s-エルクの森 (18)

白樺5H 45m/par3

蛇行したフェアウェイに途中のバンカー、起伏が印象的なホール。

グリーン手前は上り。強めのショットで切り抜けろ

 

 

s-エルクの森 (19)

白樺6H 48m/par4

ジャンプ台のようなマウンドの後に一気に下るホール。

高低差への対応力が問われる。

 

 

s-エルクの森 (20)

白樺8H 51m/par3

ここも急激な打ち下ろしホールだ。

右とグリーン奥にOBが仕掛けられ、気が抜けない。

 

 

 

【総評】

平坦なコース、山岳のコースと、様々に雰囲気が変化する。

グリーン周囲を中心にマウンドが多く、戦略性が高いのも特徴。

 

芝はしっかり整備されており、庭園風コースも美しい。とど松・しらかばコースではまた違った風景が映える。

 

ワールドの4、5、9番、とど松の5番、白樺の3、6番など名物ホールも沢山ある。是非、プレイしてみてはいかがだろうか。

 

ちなみに筆者のスコアは123打(9アンダー)。白樺コースではパットがよく決まり、26打と好スコアを出した。